お祭り男小林誠司選手は、東京オリンピックでも正捕手の座につけるのか?野球日本代表注目選手を解説!

今回の東京オリンピック野球日本代表候補は
「小林誠司」選手!
第4回WBCでは、日本代表正捕手としてほとんどの試合マスクをかぶった。
ジャイアンツでは、2018年シーズンは若手捕手に座を奪われているものの、守備面での貢献度は高い。
小林選手のプロフィール、特徴、日本代表での立ち位置を書いていく。
東京オリンピック日本代表候補 小林誠司選手のプロフィール
生年月日 | 1989年6月7日 | 投打 | 右投右打 |
年齢 | 29歳 | ポジション | 捕手 |
プロ通算年 | 5年目 | 出身地 | 大阪 |
身長 | 178cm | 血液型 | O型 |
体重 | 83kg | 年俸 | 5,400万円(推定) |
経歴 | 広陵高 – 同志社大 – 日本生命 | ||
ドラフト | ドラフト1位 | ||
タイトル | (ゴ)17 |
(出展:プロ野球データFreak)
小学二年生でソフトボールを始め、堺市立赤坂台中学校在学中は大阪泉北ボーイズでプレー。
野球留学で広陵高等学校入学時は投手兼遊撃手だったが、1年冬に中井哲之監督の助言で捕手に転向し、2年秋から正捕手になる。
3年夏の広島県大会決勝では、延長11回表に決勝点となるソロHRを放ちチームの優勝に貢献した。
甲子園ではエースの野村祐輔、土生翔平、上本崇司らと共に春は8強、夏は準優勝
関西学生野球連盟所属の同志社大学では1年春からリーグ戦に出場。
2年秋に大学日本代表に選出。
正捕手としてベストナイン3度の活躍で同大のリーグ戦4連覇に貢献。
卒業後は社会人に進むことを決めていたが、1位指名ならプロ入りとしプロ志望届を提出した。千葉ロッテマリーンズなどが獲得を検討したものの指名球団はなく日本生命に進む。
日本生命では入社一年目から都市対抗野球に出場し、すべての試合でマスクをかぶった。
社会人ナンバーワン捕手として2013年のドラフト会議で注目を集め、読売ジャイアンツからドラフト1位指名を受け、入団。
プロ入り後、ジャイアンツ阿部選手の後継者として期待され、63試合に出場。
その後は、阿部選手の一塁手へのコンバートにより正捕手として出場。
打撃面に課題は残るものの、守備面では強肩を披露。
2017年にはベストナインにも選出されている。
小林誠司選手の強みは、何と言っても肩の強さ
小林選手の特徴は、
・球界ナンバーワンの肩の強さ
・お祭り男
今後の課題は、
・打撃面の向上
が挙げられる。
1、球界ナンバーワンの肩の強さ
小林選手の一番の売りは、肩の強さだろう。
小林選手が投げる二塁までの送球は、矢のようであり美しさすら感じさせる。
盗塁阻止率は高く、2016年から2年間はリーグトップの成績。
そもそも小林選手がマスクをかぶる時は、盗塁企画数が少なくなる傾向にある。
味方投手としては、投球の際ランナーのことをきにしなくていいのはありがたいことだろう。
2、お祭り男
第4回WBCでの活躍ぶりから小林選手を知った人も多いだろう。
WBCで実力以上のものが出ていたとまでは言わないが、波に乗っていたのは確かだろう。
また、シーズンの本塁打数が1、2本の小林選手がオールスターで本塁打を放つこともあり、人々の注目が集まる試合に活躍できる星の元に生まれているとしか思えない。
そういう意味では、東京オリンピックは小林選手が活躍できる舞台が整っている。
3、打撃面での向上
守備面では、強肩に加えキャッチングも問題ない。
リード面に関しては、人によって評価は変わるが、球界でもトップクラスの守備力を持っている。
しかし、打撃面では2016年から2年連続で打率リーグ最下位など、課題が残る。
年々打撃に関して向上はしているものの、安定した成績を残さなければ正捕手の座を守るのは難しい。
東京オリンピックでは、正捕手の座を守りきるのは難しい?問題は打撃面だけ!
小林誠司選手の東京オリンピックの立ち位置は大変厳しいものになる。
前回のWBCでは、「打てるキャッチャー」がおらず正捕手であった楽天の嶋選手の怪我により正捕手の座を掴んだ。
ただ、現在はライオンズの森、日本ハムの近藤のように打てるキャッチャーの育成に各球団力を入れている。
今、所属しているジャイアンツも例外ではない。
2018年シーズンは、若手有望株である大城や宇佐美にレギュラーの座を明け渡している。
やはり打撃面での貢献がなければ、これからキャッチャーとしてやって行くには厳しくなりそう。
ただ、大舞台にめっぽう強い小林選手は、東京オリンピックでもお祭り男ぶりを発揮してくれるだろう。
まとめ
小林選手は、前回WBCで目覚ましい活躍を見せた。
2018年シーズンではシーズン序盤首位打者にもなったことから、年々打撃面について向上はしている。
キャッチャーという負担の大きいポジションで打撃のことまで求めるのは酷であるが、東京オリンピックで金メダルをとるには、打てるということが必要になってくる。
これからの打撃を楽しみにしたい。
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