中日ドラゴンズ京田陽太選手の今後の課題は何か?実は、出塁率の向上が鍵を握る!!理由と東京オリンピックでの起用法について解説する

今回紹介する選手は、中日ドラゴンズの不動のショート「京田陽太」選手。
持ち前の俊足と強肩を活かした守備は、プロの中でもトップクラス。
打撃面でも、コンパクトなスイングからヒットを量産する。
今回は、京田選手の凄さと2年後に迫った東京オリンピックでの起用法について予想していく。
目次
東京オリンピック日本代表候補 京田陽太選手のプロフィール
生年月日 | 1994年4月20日 | 投打 | 右投左打 |
年齢 | 24歳 | ポジション | 内野手 |
プロ通算年 | 2年目 | 出身地 | 石川 |
身長 | 184cm | 血液型 | O型 |
体重 | 83kg | 年俸 | 4,000万円(推定) |
経歴 | 青森山田高 – 日本大 | ||
ドラフト | ドラフト2位 | ||
タイトル | (新)17 |
(出展:プロ野球データFreak)
能美市立寺井小学校の2年時に、寺井学童野球クラブで軟式野球をスタート。能美市立寺井中学校への進学後に白山能美ボーイズへ所属すると、全国大会での準々決勝進出を経験した。
青森山田高校への進学後は、1年生の春からレギュラー遊撃手に抜擢。しかし、在学中には春夏とも阪神甲子園球場での全国大会へ出場できなかった。
日本大学へ進学後は、1年時からベンチ入り。
3年時には、東都大学野球リーグの春季2部リーグ優勝を経て昇格した秋季1部リーグで、遊撃手としてベストナインを獲得した。4年時には、チームの主将を務める。
2016年のNPBドラフト会議で、中日ドラゴンズから2巡目で指名を受け入団。
プロ入団後は、1年目ながら「7番ショート」で開幕スタメンを勝ち取る。
6月以降には、「1番ショート」に定着し、全143試合中141試合に出場を果たす。シーズンを通して安定的なプレーを見せ、新人安打記録となる149本のヒットを放ち、新人王を獲得している。
2年目である2018年もショートのレギュラーとして活躍している。
京田陽太選手は、走攻守三拍子揃った選手!今後は出塁率の向上が鍵となる?
京田選手の凄さを語る上で、「足の速さ」と「肩の強さ」は外せないだろう。
京田選手は50メートル5秒9の俊足であり、プロ1年目は23個の盗塁を記録。また、遠投100メートルを誇る強肩も売りの選手である。
俊足と強肩を活かした守備は、プロでもトップクラスであり、堅実な守備をする。
打撃面に関しても、コンパクトなスイングからヒットを量産。転がせば内野安打もあるため、相手バッテリーとしても厄介な選手に違いない。
ただ、今後の課題とすれば出塁率が挙げられるだろう。
上でも書いたように、2017年は新人安打記録となる149本を放ったものの、打率は.269とあまりいい成績ではない。
その原因は、四死球の少なさにある。今後、四球の数を増やし、出塁率を向上させることができれば、打率の向上にもなるし、盗塁数も必然的に増えるだろう。
球界を代表するショートになるためには、選球眼が鍵となってくるだろう。
京田陽太選手は、東京オリンピックに選出されるのか?
最後に、2年後に迫った東京オリンピックについて書いていく。
東京オリンピック時、京田選手は26歳である。
現在、ショートには巨人坂本勇人選手が君臨しており、守備面では大差ないが、打撃面では大きく差をつけられている。
もし、京田選手が日本代表のショートとして出場するためには、打撃面でのレベルアップが必要だろう。
ただ、ショートだけでなくセカンドも守れ、代走としても起用できる京田選手は、バックアップメンバーとしての評価も高い。
前回大会では、広島の田中選手がその役を務めたが、京田選手が替わりになる可能性は十分にある。
今後、2年間の活躍が楽しみである。
まとめ
スモールベースボールを掲げる野球日本だ表にとって京田選手は、理想的な選手であろう。
東京オリンピックで、京田選手の俊足をぜひ見てみたものである。
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