中村奨成選手は日本を代表するキャッチャーになれるのか?走攻守すべてを兼ね備えた選手を目指し奮闘中!!凄さと今後の課題を解説

彼ほど将来が楽しみな選手はいるだろうか。
2017年ドラフト会議で広島東洋カープに1位で入団した「中村奨成」選手である。
キャッチャでありながら、甲子園1大会の本塁打記録を塗り替える打撃力、俊足、強肩すべてを兼ね備えた選手は早々現れない。
20年に1度の逸材とも言われる中村選手はどんな選手なのか?
今回は、中村奨成選手について書いていく。
東京オリンピック日本代表候補 中村奨成選手のプロフィール
生年月日 | 1999年6月6日 | 投打 | 右投右打 |
年齢 | 19歳 | ポジション | 捕手 |
プロ通算年 | 1年目 | 出身地 | 広島 |
身長 | 181cm | 血液型 | B型 |
体重 | 76kg | 年俸 | 800万円(推定) |
経歴 | 広陵高 | ||
ドラフト | ドラフト1位 | ||
タイトル | – |
(出展:プロ野球データFreak)
小学1年から少年野球クラブ「大野友星」で野球を開始し、3年から捕手に転向。
中学3年時には軟式野球のチーム「大野シニア」のメンバーとして、広島県でベスト8に入る。
広陵高校では1年春の広島県大会で背番号「20」ながらレギュラーとして活躍し、同年夏から背番号「2」を付ける。
第99回全国高等学校野球選手権大会にて、1985年から清原和博が保持していた一大会における最多本塁打記録である5本塁打を6本塁打に更新したのを筆頭に、塁打、打点の記録を更新、安打の記録に並ぶ活躍で、10年ぶり4度目の準優勝に貢献した。
この決勝戦の試合後に、プロ志望届を提出する意向を自身で明らかにし、10月26日のドラフト会議では広島東洋カープと中日ドラゴンズが1位指名を行い、抽選の結果、広島が交渉権を獲得した。
プロ入団1年目は、2軍で経験を積んでおり、1軍定着を目指し日々奮闘中である。
中村奨成選手は何か凄いのか?今後の課題は?
中村選手は何か凄いのか?
まず挙げられるのが、身体能力である。
プロ入団時に行った身体検査では、同期入団の選手でNo.1の成績を残し、持久力では広島東洋カープの選手の平均を大きく上回る数値を叩き出した。
プロ野球選手の中でも高い身体能力を誇る中村選手は、スカウト陣に「三塁手でも一流になれる素材」と言われるほどである。
また、ボールを遠くに飛ばす能力も高い。
甲子園1大会の本塁打記録を塗り替えたことからもわかるように、天性の能力を持っている。
しかし、プロの世界はそう甘くない。
プロ入団後、最初にぶつかった壁は、キャッチャーとしてのレベルアップである。
中村選手は、身体能力が高いだけに基礎ができてなくても高いレベルで野球をすることができた。
例えば、スローイングに関しては下半身を使った送球ができておらず、上半身のみでボールを投げていた。
現在では、将来日本球界を背負う捕手となるために、基礎練習を徹底的に行っている。
キャッチャーとしての基礎が出来上がれば、打撃、走塁面のレベルは高いため、すぐに活躍できるだろう。
今後が本当に楽しみな選手である。
中村奨成選手は、東京オリンピックへの選出はあるのか?
最後に2年後に迫った東京オリンピックについて書いていきたい。
現在19歳である中村選手は、まだ野球日本代表入りは早い気もするが、絶対選ばれないとは限らない。
もし、今後広島東洋カープのレギュラーとして活躍し、実績を残せばオリンピックでマスクをかぶる可能性もある。
また、高い身体能力を活かし、他のポジションにも挑戦することもあるため、キャッチャーだけでなく、他のポジションもできる選手は監督にとってもありがたい選手となる。
日本代表のキャッチャーは、現在誰がなってもおかしくない状態であり、今後の期待を込めて中村選手がオリンピックでマスクをかぶることを願いたい。
まとめ
大きな可能性を秘めた中村奨成選手であるが、周りからの期待も大きくプレッシャーもかかるだろう。
ただ、練習熱心な姿と謙虚な姿勢をみると必ず日本を代表する選手になってくれると思ってしまう。
過度な期待はよくはないが、それに応えてくれそうな雰囲気がある。
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