丸佳浩選手は、東京オリンピックでレギュラーの座を掴み取ることができるか?野球日本代表注目選手 丸選手の特徴や成績について解説!

今回の東京オリンピック野球日本代表候補は
「丸佳浩」選手!
広島の不動の3番バッターとして、チームを牽引。
走攻守すべてがハイクオリティーな選手であり、過去には盗塁王のタイトルを獲得している。近年では、打撃面での貢献が大きく広島カープに欠かすことのできない選手となっている。
今回は、丸佳浩選手について書いていく。
東京オリンピック日本代表候補 丸佳浩選手のプロフィール
生年月日 | 1989年4月11日 | 投打 | 右投左打 |
年齢 | 29歳 | ポジション | 外野手 |
プロ通算年 | 11年目 | 出身地 | 千葉 |
身長 | 177cm | 血液型 | AB型 |
体重 | 90kg | 年俸 | 21,000万円(推定) |
経歴 | 千葉経大付高 | ||
ドラフト | 高校生ドラフト3巡目 | ||
タイトル | (安)17(盗)13(優)17(ベ)14、16、17(ゴ)13~17 |
(出展:プロ野球データFreak)
小学3年からソフトボールを始め、中学校時代は軟式野球で投手と遊撃手を兼任した。
高校は千葉経済大学附属高等学校に進学。2006年の夏の甲子園では、2年生ながら「3番・右翼手」として出場している。
高校最後の一年は肩と精神面の強さを買われて投手に転向し、エースとしてチームを牽引。関東大会を制し、同校は初の選抜出場を果たした。
2007年の高校生ドラフトで広島東洋カープから3巡目指名を受け、入団する。
プロ入り後は、高卒ながら1年目からファームの月間MVPを獲得するなど、大器の片鱗を見せる。
2年目の2010年には、初の1軍を経験。2011年には、センターやライトを主で守りながら1軍に定着した。
2013年には、ほぼすべての試合に出場し、盗塁王とゴールデングラブ賞を獲得。
2014年には、全試合スタメンで出場を果たし、キャリアハイの成績を残す。この年にベストナインにも選出された。
2016年には、チームの中心選手として、リーグ優勝に貢献。次の2017年にも活躍を果たし、リーグ優勝とともに個人でもMVPを獲得した。今では、「3番センター」は丸選手の不動のポジションとなっている。
丸選手は、走攻守すべてにおいてクオリティーが高い選手
特徴
・走攻守すべてのレベルが高い
・選球眼がいい
・守備の安定感
1、走攻守すべてのレベルが高い
丸選手の特徴としては、まず走攻守全てにおいてレベルが高く万能な選手であることが挙げられる。
身長は、177センチとそれほど大きくないもののシーズン20本近くは本塁打を放ち、パンチ力もある。
また、盗塁王やゴールデングラブ賞を獲得するなど走ることや守ることのレベルも高い。
ただ、どれも飛び抜けた能力があるわけではないが、選手としての総合力では丸選手に勝る選手は少ないだろう。
2、選球眼がいい
また、とにかくボール球に手を出さず選球眼がいいことも特徴である。
2014年シーズンでは年間で100個のフォアボールを選び、出塁率も4割を超えていた。
よくパワーのある選手は、勝負を避けられフォアボールが多くなる傾向があるが、丸選手の場合、優れた選球眼でフォアボールを勝ち取っている。
選球眼がいいことは、ボールだまに手を出さないことであり、相手投手としてもストライクゾーンの中で勝負することになる。
相手投手にとってやりにくい打者である。
3、守備の安定感
丸選手は、2013~2017年の5年連続でゴールデングラブ賞を獲得するほど守備がうまい。
広島では主にセンターを守っているが、安定した守備が持ち味。
もともと、足が速く、打球に対する反応がいいため、守備範囲も広い。
また、派手な守備ではないものの、確実性の高い守備をする。
丸選手は、外野手の熾烈な争いに競り勝つことができるのか
現在の日本球界には、いい外野手が多い。
同じチームの鈴木誠也、ソフトバンクの柳田、西武の秋山、横浜の筒香などがライバルとなる。
2017年に、MVPを獲った丸選手ですらレギュラーが確立されていない状態である。
丸選手は、走攻守すべてにおいてレベルは高いものの、秋山のような高打率や柳田のような飛び抜けたパワーもない。
丸選手が、レギュラーとして日本代表で活躍していくなら後2年の成績をしっかり残すことが必要だろう。
もちろん選球眼がいいため代打や代走、守備固めなど起用する方法はいくらでもあり、監督としてもありがたい存在になる選手。
日本代表への選出は、固いがレギュラーとして出場するのは今後次第である。
まとめ
広島カープの顔である丸選手。
そんな選手が、代打や代走ではもの足らない気もする。
選球眼の良さや守備の安定感は、国際大会の中で非常に重要な要素。
スモールベースボールを掲げる日本としては、これ以上ない選手である。
丸選手が東京オリンピックで活躍する姿を見たい。
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