東京オリンピック野球日本代表への切符を掴むのは誰だ?注目は則本昂大選手!平成のドクターK

今回の東京オリンピック野球日本代表候補は
「則本昂大」選手!
現在は、イーグルスのエースとしてチームを牽引。
第4回WBCにも選出され名実ともに球界を代表する投手である。
則本選手のプロフィール、特徴、日本代表での立ち位置を書いていく。
東京オリンピック日本代表候補 則本昂大選手のプロフィール
生年月日 | 1990年12月17日 | 投打 | 右投左打 |
年齢 | 27歳 | ポジション | 投手 |
プロ通算年 | 6年目 | 出身地 | 滋賀 |
身長 | 178cm | 血液型 | A型 |
体重 | 82kg | 年俸 | 25,000万円(推定) |
経歴 | 滋賀・八幡商 – 三重中京大 | ||
ドラフト | ドラフト2位 | ||
タイトル | (振)14~17(新)13 |
(出展:プロ野球データFreak)
小学校時代には「多賀少年野球クラブ」に所属。
多賀町立多賀中学校では軟式野球部に所属し、滋賀県立八幡商業高等学校入学後に硬式野球に転向した。
高校時代は2年生から主戦投手となるも、甲子園の出場経験は無し。
三重中京大学進学後は1年秋からリーグ戦に出場。
2年次の第59回全日本大学野球選手権大会では広島経済大学戦で救援登板するもサヨナラ負けを喫した。
4年次の第61回全日本大学野球選手権大会の1回戦で大阪体育大学相手に延長10回を投げ、大隣憲司(近大)や藤岡貴裕(東洋大)の持つ大会記録の19奪三振を超える20奪三振(参考記録)を記録し、特別賞を受賞した。
2012年のドラフト会議で東北楽天ゴールデンイーグルスから2位指名を受けた。
プロ入り後すぐに頭角を表し、新人ながら開幕投手を務めた。
入団した2013年から2016年までの4年連続で開幕投手を務めており、新人から4年連続で開幕投手をやることは2リーグ制になって初めてのこと。
また、2014~2017年まで4年連続奪三振王のタイトルを獲得。
イーグルスのエースとして球団の顔となる存在である。
則本選手は、平成の奪三振王
則本選手の特徴は、
・気迫のこもった投球
・高い奪三振率
・スピン量の多いストレート
が挙げられる。
1、気迫のこもったピッチング
則本選手と言えば、闘争心むき出しのピッチングが印象的だろう。
元楽天監督の星野仙一や、ヤンキースに所属している田中将大のような打者へ向かっていく投球スタイルが売りである。
第4回WBCでもどんな場面でも、腕をふり勝負する姿が印象的であった。
2、高い奪三振率
獲得タイトルからもわかる通り、奪三振率が高い。
4年連続の奪三振のタイトルと、3年連続200奪三振を記録している。
三振が取れる要因としては
・最速158キロのストレート
・キレのある変化球
・腕の振りがいい
が挙げられる。
特に、変化球はスライダーとフォークのキレがよくほとんどの三振はこの2種類で奪っている。
スライダーに関しては、いくつかの種類を投げ分けることができるため打者もまとを絞りにくい。
また、腕を振り切るフォームであるため相手打者は、変化球に対して対応ができない。
3、スピン量の多いストレート
また、三振を取れる理由としてスピン量の多いストレートも重要となる。
スピン量が多いと、打者は打ってもフォールになることが多く、なかなか捉えきれない。
もし追い込まれてしまったら、キレのいいスライダーやフォークがあるため三振が多くなる。相手打者としても、追い込まれる前に打っておきたいが、スピン量が多いためフォールになってしまうのだ。
東京オリンピック野球日本代表では、ロングリリーフや中継ぎを行う必要がある
則本選手の野球日本代表への選出は確実だろう。
名実ともに球界を代表する投手であり、国際大会への実績もある。
何より先発投手だけでなく、中継ぎとしての適性を前回WBCで見せたため今回もメンバーによっては中継ぎへの配置転換となるかもしれない。
三振の取れる則本選手は、セットアッパーやクローザーとしても必要な要素である。
セットアッパーやクローズが少ない中、ブルペンを支えるため重要な存在である。
ただ、若手の右ピッチャーにも広島の岡田や楽天の藤平、西武の今井などがいるため絶対とは言い切れない。
成長する若手とともに、今後も更なる進化を期待したい。
まとめ
則本選手の最大の売りは、三振が狙って取れること。
パワーがある外国人選手には、バットにボールを当てさせないことが大切。
そんな時に、重要になるのが則本選手。
また前回のWBCの時のように、三振の山を築いていってほしい。
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