西武ライオンズ浅村栄斗選手の凄さは、何?実は、体の強さにあった!東京オリンピックでの起用法についても解説

西武の頼れるキャプテン浅村栄斗選手。
試合さえ違えば、日本代表のセカンドは浅村選手が守っていたのではないだろうか?
現在、日本には広島の菊池涼介選手、ヤクルトの山田哲人選手がいる。
浅村選手は、守備面では菊池選手に劣り、打撃面では山田選手に劣るため、現時点で日本No. 1セカンドとは呼ばれないだろう。
しかし、球界を代表するセカンドであり、過去の選手を見てもこれほどレベルの高い選手はいない。
今回は、浅村選手の凄さを書いていくとともに、2年後に迫った東京オリンピックでの起用法について書いていく。
目次
東京オリンピック日本代表候補 浅村栄斗選手のプロフィール
生年月日 | 1990年11月12日 | 投打 | 右投右打 |
年齢 | 27歳 | ポジション | 内野手 |
プロ通算年 | 10年目 | 出身地 | 大阪 |
身長 | 182cm | 血液型 | O型 |
体重 | 90kg | 年俸 | 21,000万円(推定) |
経歴 | 大阪桐蔭高 | ||
ドラフト | ドラフト3位 | ||
タイトル | (点)13(ベ)13、16、17(ゴ)13 |
(出展:プロ野球データFreak)
大阪市立井高野小学校4年からソフトボールを始め、大阪市立井高野中学校1年から硬式の都島ボーイズで野球を始める。
大阪桐蔭高等学校では1年秋からベンチ入り。
最高学年となった新チームがスタートすると遊撃手を守るようになり、2008年の第90回全国高等学校野球選手権記念大会に出場。
「1番・遊撃手」として全6試合に出場、29打数16安打(2本塁打)、守備でも好プレーと攻守に渡る活躍で大阪桐蔭高校の優勝に貢献。
2008年に行われたプロ野球ドラフト会議で埼玉西武ライオンズから3巡目指名を受け、入団する。
プロ1年目での1軍の出場はなかったものの、2年目に初の1軍を経験。
3年目にあたる2011年は、開幕スタメンを勝ち取り、器用さが買われて、一塁、二塁、外野とさまざまなポジションで先発をした。
守備面の影響からかシーズン途中に打撃の調子を落とすものの、10月には打率.460で月間MVPを獲得。
2013年には、メジャー移籍中島選手の代わりとしてショートに起用されるも送球難に苦しみ、シーズン中盤からファーストで起用される。
ただ、打撃面に関してはキャリアハイの成績を残し、打点王も獲得。
2014年にからは主にセカンドで起用されるようになり2016年にはゴールデングラブ賞を獲得。
若くしてライオンズの中心選手である。
浅村栄斗選手は、どんな球、どんな体勢でも力強くスイングできる体の強さが凄い
浅村選手の特徴は、
・思い切りのいいバッティング
・どんな体勢で捕球しても力強い送球ができる
ところである。
1、思い切りのいいバッティング
浅村選手の一番の特徴は、打撃面に関して思い切りがいいところである。
初球から積極的にフルスイングし、相手投手へストライクゾーンに投げる恐怖を与える。
ピッチャーは、最初のストライクを取るのに一番苦労するという。
初球から積極的に降ってくる浅村選手は、怖いバッターに違いない。
野球をやっていた方はわかるかもしれないが、初球からフルスイングをするのは至難の技である。
思い切り振れるということは、タイミングがある程度合っているということであるため、最初の1球目からタイミングを合わせなければならない。
1球目から集中して打席に入っているからこそ思い切り振ることができるのだ。
また、少し体勢を崩されても力強く振れる体の強さも浅村選手の凄さの秘密である。
体自体が強靭であるため、多少タイミングがあってなくてもフルスイングをすることができる。
集中力に加え、体の強さを持ち合わせる浅村選手だからこそ初級から思い切り振ることができるのだ。
2、どんな体勢で捕球しても力強い送球ができる
浅村選手は、守備面でも貢献度は高い。
ショートを守っていた時は、送球難に悩まされていたが、セカンドでは問題にはならない。
むしろ、難しい体勢からも送球できるため、他のセカンドよりアウトにできる確率が上がる。
浅村選手の体の強さは、打撃面でも効果を発揮するが、守備面でも力強さを生んでいる。
また、浅村選手は守備に関して「クラブではなく手で捕球する」という意思が強く、クラブも他の人では使わないくらい柔らかくして使用している。
クラブが柔らかいことで、手に近い感覚で捕球することができ、取ってから投げるまでもはやい。
浅村選手なりのこだわりがあるからこそ、日本球界屈指のセカンドまで登りつめたのではないだろうか。
浅村選手は東京オリンピック日本代表への選手はあるのか?現時点では厳しいかも
最後に、2年後に迫った東京オリンピックで浅村選手の起用法について考察する。
浅村選手の本職であるセカンドには、2人のライバルがいる。
セカンドのレギュラー争いは、超ハイレベルであり浅村選手は候補にも挙がらない。
東京オリンピックの登録メンバーはWBCより少なくなるため、内野手登録できるのはせいぜい6人まで。(最後の北京オリンピックは内野手7人、外野手4人)
もし、浅村選手が東京オリンピックへの出場をしたかったら、サードのポジションを狙うしかないと考えている。
現在、サードは横浜DeNAの宮崎選手などが候補に挙がっているが、絶対的な選手はいない。
ショート時代、送球難に悩まされた浅村選手ではあるが、本当に試合にでるのであればサードしかないと思っている。
そのためには、稲葉監督がどうしても使いたいと思うくらいのバッティングをしていかなければならないだろう。
まとめ
最後のオリンピック日本代表の予想については、少し突飛な話になってしまったが、それほどセカンドのレギュラー争いは熾烈である。
また、外野手にいい選手が揃っている現在、内野手の枠が少なくなる可能性もある。
打撃面、守備面両方で高いレベルを持つ浅村選手だけにぜひ選出されてほしいもの。
今後の活躍次第である。
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