東京オリンピック野球日本代表選手に選ばれるのは誰だ!?注目選手の一人松井裕樹選手について解説

今回の東京オリンピック野球日本代表候補は
「松井裕樹」選手!
現在は、東北楽天ゴールデンイーグルスの若きクローザーとして活躍。
松井選手のプロフィール、特徴、日本代表での立ち位置を書いていく。
東京オリンピック日本代表候補 松井裕樹選手のプロフィール
生年月日 | 1995年10月30日 | 投打 | 左投左打 |
年齢 | 22歳 | ポジション | 投手 |
プロ通算年 | 5年目 | 出身地 | 神奈川 |
身長 | 174cm | 血液型 | A型 |
体重 | 74kg | 年俸 | 14,000万円(推定) |
経歴 | 桐光学園高 | ||
ドラフト | ドラフト1位 | ||
タイトル | – |
(出展:プロ野球データFreak)
小学校2年時に「元石川サンダーボルト」で野球を始める。
6年時には、当時応援していた地元球団・横浜ベイスターズのジュニアチームに加入
横浜市立山内中学校への進学後は、「青葉緑東シニア」へ所属。3年時には、全国大会での優勝を経験した。
高校は、桐光学園高校へ進学。
高校2年夏の第94回全国高等学校野球選手権神奈川大会では、今治西高校との1回戦で、大会史上最多の10連続奪三振と1試合22奪三振を記録。
2回戦の常総学院戦でも19奪三振をあげて2試合で41奪三振、これまで板東英二が持っていた2試合計での最多奪三振記録を更新した。
3年夏の選手権神奈川大会では、準々決勝の対横浜高校戦で淺間大基、高濱祐仁から本塁打を浴び、8回を8安打3失点、10奪三振、自己最速の149km/hを記録する投球を見せるも敗退。
2013年のNPBプロ野球ドラフト会議では、東北楽天ゴールデンイーグルス、中日ドラゴンズ、福岡ソフトバンクホークス、横浜DeNAベイスターズ、北海道日本ハムファイターズから1巡目で指名。
指名の重複による抽選で楽天が交渉権を獲得すると、1億円に出来高分5,000万円を加えた契約金と、年俸1,500万円(金額は推定)という最高の条件で契約した。
プロ1年目は、先発や中継ぎを経験。
2年目からは、抑え候補であったミコライオの怪我によりクローザーを任される。
松井選手の高い奪三振能力がクローザーに適しており、現在では不動のクローザーとして楽天のブルペンを若くして支えている。
松井裕樹選手の強みは、どんな球種でも腕が振れること
松井選手の特徴は、
・伝家の宝刀 スライダー
・腕の振りがいい
・ストレートとチェンジアップのコンビネーション
が挙げられる。
①伝家の宝刀 スライダー
松井選手を語る上で、忘れてはならないのが「スライダー」である。
高校時代の松井選手のスライダーをまともに打てる打者は、ほとんどいない状態。
まさに無敵だったのだ。
松井選手のスライダーは、曲がり幅が大きいだけでなく、キレもいい。
ほぼ初見で打つのは無理だろう。
国際大会は、お互いに対戦経験のない相手と対戦する。
松井選手のスライダーは外国人選手をキリキリ舞いさせるだろう。
②腕の振りがいい
松井選手は、とにかく奪三振率が高い。
それは、スライダーやストレートのキレがあるからこそなのだが、
一番の要因は、どの球種でも腕の振りが変わらないこと。
打者は、同じ腕の振り方からでる直球と変化球の見極めができない。
とにかくバットを出すしかないのだ。
また、腕の振りがいいため、球にキレも生まれる。
球の質ばかりに目が生きがちだが、腕の振りがいいからこそ類をみないペースで三振が取れる。
③ストレートとチャンジアップのコンビネーション
プロ入り前、松井選手の印象はストレートとスライダーのみであった。
高校生相手では、その2つで十分通用した。
しかし、プロはそんなに甘くない。
曲がりの大きなスライダーは見極められ、甘く入ったストレートを痛打された。
そこで着手したのが、「チャンジアップ」
もともと投げてはいたものの、そこまでた多投していなかった。
今では、三振の半分以上はチェンジアップで奪っている。
キレのいいストレートとブレーキの効いたチェンジアップが打者を翻弄し、加えて腕の振りもいいためチェンジアップがきた時には、バットがすでに空を切っている。
ストレート、スライダー、チェンジアップの3球種でプロのバッターを切りまくる松井選手は、国際大会でも相手選手にバットに空を切らせるだろう。
松井選手は日本代表選出が有力、貴重な左のクローザー
松井選手は、今22歳(2018年現在)と若いが、東京オリンピック野球日本代表への選出はほぼ間違いない。
何故なら、左の直球派でクローザーは、球界を見渡しても貴重な存在だ。
変えの効かない存在だと言える。
松井選手ほどの実力があれば、一イニング任せてもいいし、左のワンポイントとしても起用できる。
ライバルとしては、ソフバンの嘉弥真や日本ハム堀などが候補だが、実力、実績ともに松井には及ばない。
また、松井には国際経験もある。
これから大きな怪我さえなければ、日本代表の選出は固いだろう。
そのため、松井選手には絶対的なクローザーへの成長を願いたい。
第2回WBCの杉内のような活躍をしてほしい。
まとめ
松井選手は、東京オリンピック野球日本代表にとって貴重な左のクローザー。
変えの効かない存在だ。
ただ、2018年シーズンは不調に悩まされている。
今までの実績から見て初めてだろう。
松井選手には不調を乗り越え、ひとまわり大きくなって戻ってきてほしい。
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