野球日本代表として東京オリンピックに出るのは誰?注目選手は小笠原慎之介投手!貴重な左の速球派として期待

今回の東京オリンピック野球日本代表候補は
「小笠原慎之介」選手!
まだ入団3年目ではあるものの、強靭な下半身と堂々たるマウンドさばきは20歳とは思えないほど。
所属する中日ドラゴンズも、将来のエース候補として期待をよせている。
また、球界でも希少な左の速球派投手。
東京オリンピックの時には、22歳になっており経験をこれから積めば日本代表へ選出されてもおかしくはない。
今回は、「小笠原慎之介」選手について書いていく。
東京オリンピック日本代表候補 小笠原慎之介選手のプロフィール
生年月日 | 1997年10月8日 | 投打 | 左投左打 |
年齢 | 20歳 | ポジション | 投手 |
プロ通算年 | 3年目 | 出身地 | 神奈川 |
身長 | 180cm | 血液型 | A型 |
体重 | 95kg | 年俸 | 2,100万円(推定) |
経歴 | 東海大相模高 | ||
ドラフト | ドラフト1位 | ||
タイトル | – |
(出展:プロ野球データFreak)
小学1年から善行スポーツ少年団で野球を始める。
善行中学校では「湘南ボーイズ」に所属し、2年夏には全国ベスト4入り、3年夏には全日本中学野球選手権大会 ジャイアンツカップで優勝を果たした。
東海大相模高校に進学すると1年春からベンチ入りをする。
2年の夏は第96回全国高等学校野球選手権大会に出場し、吉田凌らと「140キロカルテット」として注目を集めたが、初戦で松本裕樹擁する盛岡大附属高校と当たり敗戦した。
3年夏には神奈川県大会で27回30奪三振、防御率0.00の成績で第97回全国高等学校野球選手権大会出場に貢献。決勝戦の仙台育英戦にて佐藤世那と投げ合い、同点の9回表には優勝を決める勝ち越しソロ本塁打を打った。
その後の2015年10月22日のプロ野球ドラフト会議にて、いずれも高橋純平(福岡ソフトバンクホークスが交渉権獲得)の抽選に外れた中日ドラゴンズと北海道日本ハムファイターズから1位指名を受け、抽選の結果中日が交渉権を獲得した。
入団発表が行われ、背番号は前年限りで退団した川上憲伸の11を継承することとなった。
プロ1年目の2016年は、開幕2軍スタートとなったものの、5月末に1軍へ昇格。
この年は、防御率3.36でありながら2勝に終わるなど勝ち星に恵まれなかった。シーズン終了後、左肘の手術を受ける。
2017年は、手術の影響により開幕を2軍で迎える。5月には戦列に復帰するも1発病に悩まされ、5勝8敗と負け越し。
被本塁打の数は21本とリーグワーストを記録した。
2018年は、開幕投手を務め球団からの期待が現れている。
小笠原選手は、野球日本代表に貴重な左の速球派投手
特徴
・左の速球派投手
・強靭な下半身から放たれる力強い速球
課題
・左肘の怪我
1、左の速球派投手
現在の野球日本代表で「左の速球派」と言えるのは西武の菊池くらい。
もともと左利きが少ない中で、球が速いのは貴重な存在である。
小笠原選手は、左利きで、球が速いというだけで価値があるのだ。
また、左の速球派は大成しにくい、怪我をしやいなどなかなか活躍できないことが多い。
しかし、左肘の手術があったものの休んでいる期間は短い。
このままドラゴンズで経験を積んでいくことで、球界を代表する左投手になってくれるだろう。
2、強靭な下半身から放たれる力強い速球
小笠原選手といえば、何と言っても最速150キロの「ストレート」が最大の武器。
他にもスライダー、チェンジアップ、カーブなどの球種を持つがストレートがいいからこそチェンジアップやスライダーの空振り率が高い。
球質としては、「重い」直球。
20歳とは思えない完成された体格をし、下半身は他のプロの選手と比べても太い。
強靭な肉体から放たれるストレートは、パワー自慢の打者をも圧倒する。
ただ、まだまだ細かいコントロールがなく、甘いコースに入った球を痛打されるケースが多く改善点は多い。
3、左肘の怪我
一番の懸念材料としては、左肘の怪我。
高校時代から左肘の痛みに悩まされており、2016年には左肘を手術を受けている。現在、戦列へ復帰はしているが、今後も痛みが出る可能性もある。
利き腕が長い期間使えないとなれば、投球に影響が出る恐れもある。
もちろん再発防止への対策は行なっているだろうが、怪我によって本来の実力を発揮できないこともある。
今後の実績次第では、日本代表の中継投手として選出もある?
小笠原選手のライバルとしては、先発としては西武の菊池、横浜の東、中継ぎとしたらソフトバンクの嘉弥真があげられる。
先発やロングリリーフでの起用も期待されるが、左投手としては中継ぎでの起用もあり得る。
特に、ワンポイントで起用される左の中継ぎ投手はいるが、1イニング任せられるような左の中継ぎ投手は少ない。
選手の登録人数が少ない国際大会では、様々なポジションができる選手が好んで選ばれる。
小笠原選手は、先発のみならず、左投手として中継ぎ、ワンポイントと他の起用もできるため今後の実績次第では選出される可能性はある。
ただ、左肘の怪我や一発病など懸念材料は多いものの、将来ドラゴンズのエースとなれる存在であることは間違いない。
まとめ
小笠原選手は、将来有望な選手であり、東京オリンピック日本代表に選ばれなくても、いつか選出される選手である。
しかし、オリンピックという舞台で経験を積むことでさらなる進化を遂げることができる素材であり、ぜひ日本を代表するような投手になってほしい選手である。
今後の活躍に期待したい。
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